コラム
コラム 2022.06.30

一体どんな夏になるのやら・・・

噓のような真夏の暑さで6月が終わります。

商売として基本的に雨は大敵。だからと言って降るべき時に降らないのは色々と心配が先立ちます。今後、水不足は当然のこととして、自然の中に何らかの影響を及ぼすことでしょう。東北南部までは昨日までに梅雨が明けてしまい、まさに猛暑真っ盛り。我々の近畿では例年が6月上旬の梅雨入りで、明けは7月19日頃がパターンのところ、今年は6月14日の入りで28日の明け。もちろん観測史上最速、最短の2週間で終了となりました。過去の常識が通用しなくなって久しいですが、こうも極端なことになると予想もつきません。そんな状況ですから釣りモノ、そしてエサ原料の調達も読めないことが多すぎです。

例年6月は天気だけでなく釣りモノ的にも結構微妙で、そんなに盛り上がる時期ではないですが、特に今年は波止サビキによるアジなどの小物釣りが広域的に芳しくなかったようです。多くのジャンルをカバーしている弊社製品の中で、やはりサビキ関連商品はホームランバッターと言える存在。釣れている状況さえあれば、普段は釣りをやらない人たちを含めて、多くの人が動くので、その爆発力は絶大です。それがちょっと盛り上がらなかったのが今月だったかなと。また、今の時代は釣り場の情報も結構リアルに入手できるので、イマイチ釣れてないという情報を目にすれば「もう少し待ってみよう」とか、そんなことも少なからずあるのかと想像します。とにかく状況が変わって、今少し好転すれば一気に忙しくなると期待して・・・。

写真はそんなパッとしないこの時期にあって、比較的好釣果が続いてるように感じられた和歌山・日ノ御崎沖のイサキ釣り。出船する港によってポイントはおおよそ決まってるようで、釣れる大半が35センチ超えで、40センチが全然珍しくないなんて船も。アミエビをたっぷり仕込んだ天秤&サビキ仕掛けが標準のところ、食い渋りのタイミングでオキアミを刺すのも効果的のようです。

さあ、既に梅雨が明けてしまっている未知の7月へ。大きな反動がありませんように。