コラム
コラム 2011.07.31

安・近・短で良い釣りを

アイゴの子

夏休みに入り週末と重なった月末の南紀は結構な人出です。

先月半ばに千円高速が終了して、この夏がどんなふうになるのか心配していましたが、弊社を少し南下した白浜への人の流れは例年と変わらない賑わいに見えます。対して東京ディズニーランドなどの全国規模のテーマパークはかなりの苦戦と伝わってきますから、いわゆる安・近・短の典型として人気が高いのかも知れません。

こういう時勢に釣りという遊びはチャンスだという見方もできます。釣りのジャンルには色々あって、道具や交通費が高額にならざるを得ないものもあれば、近場でそれなりに出来る釣りも何なりとあるからです。白浜方面を行き来するたくさんの車を見ながら、ついつい淡い期待をしてしまう私でした。

ビギナーさんが釣りをする際にひとつ心配なのが毒魚の存在です。特にハオコゼ、ゴンズイ、アイゴなどはビギナーの釣りに簡単に掛かってくることが考えられます。これらのヒレにバシッとやられてしまうと相当な痛みで子どもなら釣りどころではありません。自分のお連れさんでなくても、すぐそばに知識の薄そうな釣り人がいる場合ば、そのへんのこともちょっと気遣ってあげることも大事ですね。

写真は先日豆アジ釣りのサビキに偶然食ってきたアイゴの子。その時連れていた小学生が「大物や~!」と危うく掴んでしまうところでした。