コラム
コラム 2018.10.31

今からガッツリ取り戻すゾ~!!!

最盛期の船タチウオ

この時季らしい賑わいの中10月が終わります。

雨と台風に翻弄された前月の悪い流れを引きずった感じで今月がスタート。しかし中旬以降は好転し、ようやくこの月らしい商品の動きにホッとする次第です。ただ台風21号の爪跡は想像以上に色んなところに及んでおり、商いの上でも痛いところ。わかりやすいところで言えば、大阪湾岸の海釣り公園さんで施設がダメージを受けて再開の目途が立ってなかったり。これら施設はサビキ釣りのエサ等でたくさんのご利用があるだけに一箇所でも小さくはありません。また地元和歌山でも波止の一部が崩れたり、大きく報道されてないだけで驚くような変化があるようです。何十年に一度のレベルだった今回のパワーはさすがに桁違いのものだったのでしょう。釣りに直接は関係ないですが、弊社界隈でも海から吸い上げられた?海水が霧のように散布されたのか、街路樹、梅畑、竹藪まで茶色く枯れてしまいました。それも海岸線から結構離れたところでも。テレビのニュースで「塩害」として取り上げられているのは東海~関東方面が多いですが、この界隈も相当なもんです。

そんな中、ようやく天候が安定し、商品の出入りが秋らしいものに。
暑すぎる夏場から9月にかけてがあまりにも悪すぎたので、その挽回に気合が入ります!で、商品が動き出すと、品薄なものを集めるのにまたひと苦労。相変わらず活況のタチウオ関連で、イワシは何とか回ってるものの、キビナゴが不足気味です。獲れ高が減ってるわりに、人間様が食する生食用としての需要も高まって、随分値段も上がりました。今後も魚自体が急に増えることはないでしょうから、いずれはユーザーさんに価格の上昇分をご負担いただかねばならないでしょう。正直なところ陸路で1,000キロも離れたところで獲れたもの。それを鮮度を保ったまま運んで&加工してるので決して高くはないと思うのですが・・・。簡単に言えば、このエサ屋稼業、見えにくい苦労が評価されにくい(=価格に反映しづらい)商売なんだと思われます。例えばイワシだったら、安い時のスーパーでの価格と単純比較されてしまったりするからです。

最近では本場の三重で獲れないイガミ(ブダイ)用のホンダワラを探しに、弊社の社長が自ら奔走。その結果、主産地とは全く違う地域で僅かに確保するルートを見い出せました。この手間も大きくは転嫁できないでいるのが実際のところです。ただ、一般ユーザーさんをはじめ、各地の小売店さん、問屋さんにアテにしていただいてるのは本当に有難いこと。それに応える「浜市プライド」とでも言いましょうか。そんな気概をもって、残りのハイシーズンを乗り切りたいと思います。

写真は今が最盛期の船タチウオ。おかげで助かってます!(笑)。
開幕当初はちょっと全体的に小ぶりかなと心配されましたが、ここへ来て結構なサイズも続々と。また波止からの釣りでも例年以上の活況が聞かれますので、カツンと冷え込むまでは十分チャンスでしょう。

明日から11月と言えども、まだまだ絶好機!皆さん、良い釣りを!!