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全国の釣果レポート 2022.08.17

夏におススメ!井垣流リバーチヌ概論

井垣伸也さんのレポートです。

夏の釣りと言えば海も良いのですが、私がこの時期に楽しんでいるのは『リバーチヌ』です。文字通り川でのチヌ釣り。もちろん川といっても、海にほど近い下流の汽水域で、上げ潮に乗ってエサが豊富な川(河口付近)へチヌはがエサを求めて上ってきます。写真は私の好きなポイントのひとつ、佐賀・唐津市の松浦川下流付近ですが、足場も悪くなく釣りやすいのがGOOD。

そんなリバーチヌは、上げ潮での釣りがメインとなり、下げ潮は、流れが速くなる為、非常に釣りにくいというか、釣りにならない場合が多いのです。なので、上げ潮の6時間程度の釣りとなり、まさに夏の釣りにピッタリでしょうか。

この釣りの注意点として水深はそれほどないことがほとんどで、2枚潮になる事が多いです。しっかり底潮に付けエサが入る仕掛けを組むことが重要となります。0シブ~000号のウキを潮の強弱に合わせて使用するとよいでしょう。

付けエサはオキアミよりも練り餌に分があります。浜市製『釣らせダンゴ チヌ』を少し大きめに付け確実に底を這わせるのです。基本チヌは海底のエサを拾います。グレと違い潮に乗せて付けエサを流すことがマストではない為、マキエも海底付近に溜まるよう固めに仕上げます。

私の標準的マキエは以下の通りです。

オキアミ1角

紀州釣りの友1袋

鬼集フカセ1袋

パン粉2kg

麦ぬか1袋

サナギミンチ1袋

サビキクラブ1袋

こちらのレシピでバッチリ海底に溜まる比重が重いマキエが完成します。海水もほとんど混ぜる必要ありません。サビキクラブの水分でほぼ完成です。マキエを作った最後にバッカンの中で足や手で押し、空気を抜いてあげてください。そうすることにより粘りも出て非常に良いマキエとなるでしょう。

写真の釣果は数十日前のものですが、海底に溜めるマキエと『釣らせダンゴ チヌ』のおかげで良型のチヌに出会うことができました。そして、リバーチヌは良型のチヌが高確率で釣れます。年無し(50センチオーバー)のチヌをまだ釣ったことがないビギナーの方々は、リバーチヌに出かけたら良型のチヌに出会える確率がグーンと上がると思います。

夏のリバーチヌ。ビギナーさんもベテランさんもきっと楽しめる釣りになるはず。是非、浜市のエサと共に挑戦されてみてください!好釣果、期待しております!

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