コラム
コラム 2014.11.29

面倒こそが生命線

浜市本社

ちょっと暖かい空気に包まれて11月が終わります。

確実に冬が近づいてますが、このところちょっと気温が高い日が多く、また雨の日があったりこの時期にしては珍しい天気の移り変わりです。でも週明けに降る雨の日を境に一気に寒くなるんだとか。その辺りから仕事も冬モードで落ち着いてきそうです。ヘンな天気に振り回されて散々だった10月に対し、今月は悪い流れが一旦途絶えて何とか挽回。この時期らしい日々を過ごすことができました。

そんな中、昨日は東京の船釣り専門誌さんがわざわざ日帰りで取材に来てくださいました。読者に釣具業界の舞台裏を見せるメーカー探訪の連載に浜市を選んでいただいたわけですが、キャリア豊富な専門誌の記者さんとはいえ、弊社のような生エサの生産現場をご覧になることは今までになかったようです。東京から日帰りということで限られた時間だったのですが、社屋の隅々までご案内し、見せれる部分は全部お見せしました。来られる前には一時的に結構な雨が降り、写真撮りなど大丈夫か心配しましたが、お昼すぎにはご覧のとおり。やわらかい陽射しにライトアップされた社屋はちょっとはマシに写ったでしょうか。

浜市製品は二次問屋さんのご尽力もあり、おかげ様で関東圏での販売も随分増えました。しかし末端の状況というのは細部まで把握するのは難しい部分もあるのですが、記者さんからひとつテンヤの遊漁船で鯛用のエビがかなり多く採用いただいているという情報を聞き嬉しい限りです。と同時に今後も期待を裏切らぬよう、いい製品を送り出さねばなりません。

いくらかの加工を施しているとはいえ、製品の善し悪しは原料の質に依存する部分が大。弊社が入手する以前に水揚げ時からの扱い、温度管理、時間のちょっとした差で品質も大きく変わります。なので工業製品のように均質にすることは基本無理なわけですが、その中でのブレを小さくするには少々面倒な手間を踏むしかないでしょう。面倒な手間とは不良品の削除であったり、切身ならとにかく丁寧に切るとか、そういう地道な作業の繰り返しです。

和歌山県もこの30年で人口が約10%減り、労働力の確保も大変になっています。そこをどこまで維持して踏ん張れるか、いろいろ悩ましところですが、記者さんにもお褒めいただき、写真もいっぱい撮ってくださったスタッフの姿こそがやっぱり浜市の生命線ですねぇ。