4月27日ベタ底釣りを意識した仕掛けが有効 長崎県松浦市福島の磯

吉田政弘さんのレポートです
4月27日(日) (大潮2日目 満潮8:55 干潮5:36)
釣場:長崎県松浦市福島 タケクラベの長瀬
わたくしおチヌ様に嫌われ続けて会えない事数回(涙)
ここなら愛しいおチヌ様に会えると思い秀吉丸に駆け込む。

今年は遅い時期の寒波が数回あった影響で、どこも海も状況が悪くチヌの入りが遅れている様で福島も場所ムラがありおまけに数が少ないようだが、期待を込めてマキエを混ぜた。

今回のレシピは、「オキアミブロックM」×1角と「アミエビブロック」×1角に新製品の「SUPER チヌ FT」と「紀州釣の友(ウエットタイプ)」と「かきガラ」と「カラー押麦(3色)」を混ぜる。
私はこれに水を入れない。混ぜるだけで完成。

付餌は、「GクリルWパックLサイズ」と「ムキエモン」と「釣らせダンゴ チヌ」と「鬼集マムシパワーレッド(本虫入り)」のローテーションで当たり餌を見つける。

最初はGクリルからはじめて2投目でキビレが釣れた。
その後ムキエモンで当たりがあるものの吐き出した様で、潰れた状態で付餌が上がってきた。
その潰れたムキエモンを鈎に縫う様に付け直し仕掛けを入れる。やはりそれが当たり40cmオーバーのチヌが釣れた。

ムキエモンは水に入ると“もちもち感”は残りつつ柔らかくなる。吐き出したっていうことは“何か違和感を感じたのではないか“と考え、潰れて尚柔らかくなった事を利用し、縫う様に鈎に付け直して再利用した。これはグレ釣りにも効果がある。
そこからかなりの時間、底潮が動かない様で付餌が残る時間が続いた。
下げ潮が動き出したのが12時を回った頃で、当たりが出だすが食い込まない。誘うとはなす。待ってもダメ。付餌を常にローテーションしていたが当たりが出だしたのはやはりムキエモン。そこでムキエモンを半分に切り、鈎に小さくつけて続けていると、道糸がピュピュっと動く当たり。ゆっくり道糸を抜き誘いをかけるとゴンっと竿に乗った。

あっ、私の仕掛けを紹介しておくのを忘れてました。
竿:がまかつ アテンダー3 06-53
リール:ダイワ トーナメントISO LBD 3000XH-LBD
道糸:サンライン 磯スペシャル G Pearl 1.5号
ハリス:サンライン トルネード松田スペシャル ブラックストリーム 1.25〜1.5号
ウキ:釣研 エイジアLLC 沈め3 技流L 00 沈め1
鈎:がまかつ A1 遠投チヌ 2〜3号
※ハリスは竿1本とり鈎上50cmにガン次郎5号

それから3枚を追加したところで、船長が“潮が引きすぎて船が付けれなくなる”と迎えにきて終了。
当たり餌はムキエモンだったが、同じ時期の福島はボイルも良い。ボイルを持って来るのを忘れたので検証はできてないが、チヌは年中ボイルの食いが良い様に思う。
福島のチヌはこの時期ほぼ浮いて食う事が少ない為、ベタ底釣りを意識した仕掛けが有効です。
いつも私が言う「チヌはフィッシュイーターです。頻繁に付餌を動かしてアピールする事が重要と考えます。動かしてチヌにアピールする。止めてチヌに見せる。また動かしてチヌにアピールして食わせる。撒き餌は仕掛けを引いてくる為、仕掛けの通り道には常に入れとく様に!」

船長が迎えに来なかったらおそらくプラス10枚は釣れてただろう。また福島に釣りに行こう。秀吉丸の船長の秀雄さんと奥さんの吉子ちゃんありがとうございました。
みなさん知ってますか?秀雄と吉子で秀吉丸です。いつでも仲良しで羨ましい。