ブログ
全国の釣果レポート 2022.04.27

釣ってよし!食べてよし!
鹿児島・阿久根~長島沖の船コマセイサキ

住田雄司さんのレポートです
4/19(火)船からのコマセイサキを楽しんできました。本来ならウリ坊サイズのイサキを釣る季節ですが、「思いっきり乗っこんでいます」との情報から急遽、水深60mのポイントへ。
そんな船釣りではコマセが重要。私はオキアミだけではなく「サビキ三昧」や「イワシ三昧」といったペースト状のエサ、また配合撒き餌の「鬼集フカセ」を混ぜて使います。

コマセカゴの中にオキアミだけ入れて使うとカゴの中からスムーズに出ないこともしばしば。こんな時強くしゃくると、せっかく寄ってきた魚を警戒させてしまうこともあります。これらを生オキアミ、ボイルオキアミに混ぜて使うと、強力な集魚効果に加えて、配合材は海中で溶けだして、オキアミをカゴの穴からパラパラと放出する潤滑剤の役割を果たしてくれます。


コマセが効けば、あとはツケエですね。ハリ持ちのよいオキアミ「Gクリル海王」をツケエにして一気に海底付近まで運びます。

すると水深に対して潮の流れなどの影響でラインはふけて70mほど出て止まりました。すぐ底を切り5mほど上げしばらく待ちます、コマセに魚が反応するとすぐ竿先にアタリがでますから一度合わせを入れそのあとはロッドを手持ちで多点掛けに備えまた待ちます、その後の強いアタリが出たところで電動リールの巻き上げをオン!(二尾目に強い合わせは不要一尾目の口切れを防ぎます)。
さて掛けたあとのやり取りですが、この日は情報通りノッコミイサキでそれは最大50㎝近いと思われるサイズ。ロッドを手持ちのまま強烈な引きをいなしつつ巻き取らなければ口切れを招いてしまいます。タモ入れまで強い抵抗をみせる良型イサキに外れるかもしれないとハラハラドキドキしながら取り込みを終えるとその達成感に大満足でした。

結果、同船して頂いた福岡県からお越しのお二方とハイシーズン並みの好釣果に湧いた楽しい一日でした。その大型イサキの群れを追いかけランガンして釣らせてくれた遊漁船金太郎の樗船長ありがとうございました。


さて帰宅後はというと、白子に真子にと大きく膨らみ始めたイサキのお造りは脂ののった最高の味わい!今回も自分で獲り、自分で捌き、自分で食べるという釣り人に与えられた至福の時間を過ごすことができました。

製品詳細はこちら