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全国の釣果レポート 2022.03.24

春うらら…磯の口太グレ、良型爆釣! 鹿児島・下甑島「西崎」

住田雄司さんのレポートです

春です、ぽかぽか陽気なその日に磯へ出るととても気持ちがよいものです。ただ釣り人の気分とは裏腹に、このころ口太グレ釣りは低水温と産卵が影響し厳しくなる季節。グレがたくさんいる鹿児島の離島でも釣る人と釣らない人の差が拡がります。そんなときは、鬼集フカセのマキエで寄せてGクリルで喰わせる釣り方をしっかり組み立て、釣果を伸ばしていきましょう。というわけでタナも仕掛けもエサも少しのズレで喰わないことが多く神経質な釣りですがテクニカルに挑んでみました。後半は春の尾長グレをちょっと狙っています。

3/10は下甑「西崎」へ。

ラインはアトミックスライダー磯ナイロンの1.5を軸に細ハリスでスタートしていますがすぐ2号へUP、細ハリスが使えない理由がありました。それは、ウネリが大きく瀬の先端に波がはい上がるため前に出られず、ハエ根に触れ40㎝UPの口太グレをことごとくバラしていたからです。ハエ根をかわすためにはポイントを沖に作り沖で掛け寄せと取り込みを大胆かつ強引に行う必要があり2号を選択しています。またエサも遠投対応でハリ持ちの良いものが必要です。それならば「Gクリルウルトラハード」の出番。あらかじめ鬼集フカセの粉をまぶして色や匂いもマキエととけこむものを使いました。
タナはなんとなくの全層釣りだと深くなりがちなので、全誘導仕掛けでラインテンションのコントロールを行ない、3ヒロをしつこく攻め摂餌層にアジャストしています。ここからは良型バラシ10本の悪夢から一気に数を伸ばしその数20枚以上、しっかりと45㎝クラスを混ぜてクーラー満タンでの納竿となりました。ただこの低水温期でもイスズミのエサ取りが猛威を振るうことが多々ある鹿児島。この日もエサ取りとして数現れております。ですが、エサ持ちのよい 「Gクリルウルトラハード」 に助けられました、頼れる良いエサです。

PS.その後は、3/21に鹿児島・佐多岬「セジリ4番」へ尾長狙いで釣行しましたが…。

ただでさえ難しい日中の尾長釣り、期待する潮が終日流れず、40㎝台の小型が掛ったのみでまたの挑戦です。

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