ブログ
全国の釣果レポート 2022.02.02

例年とは違う状況下 ~鹿児島・下甑島 小平瀬のグレ~

住田雄司さんのレポートです

今季の鹿児島のグレ釣りは例年とその様相が違う事態となっています。
何が?といえばグレのノッコミ時期が遅れに遅れていること、また、いまだにノッコミへつながる一連の行動も見られないことです。
さらにタナが定まらず普段の寒グレの感覚で釣りをして貧果に終わる釣り人が続出。
そんな状況が色濃く出ている甑島へ、アトミックスライダーテスターの太田君と出掛けてみました。

1月29日、場所は下甑島・東磯の小平瀬。
強い北風を避けての渡礁でした。
釣果は船付けの本命ポイントでタナ二ヒロ~五ヒロほどでコンスタントに釣れ続け、尾長と口太混じりで33~38㎝クラスを数釣りできる状態でした。


それに対して根の荒い先端部ではスリリングな大型のアタリに翻弄されバラシを連発してしまいます。
結果、よく遊べた磯からのグレ釣りでしたが、やはり普通ではありません。
この寒グレシーズンに沖縄県の県魚グルクン(タカサゴ)が釣れたり、オヤビッチャの群れが見えたりと、水温は17.5℃(表層)であったものの高水温さながらの様相。
変化の激しい今日の環境について、いろんな観点から学びなおさねばならない気がした日となりました。
ちなみに一週間ほど前の釣行では「GクリルWパック(生タイプ)」をメインに使いシマアジや47㎝オーバーの口太グレに恵まれており大変美味しく頂きました。

海からの恩恵に感謝し、ずっとこの自然を守っていきたいですね。

製品詳細はこちら