雑魚とは失礼な・・・
南紀・みなべの当社には、地元以外からも様々な業者さんの来訪があります。近年ますます延伸する高速道路のおかげで、大阪からも2時間で来れるようになりました。時間的な短縮がはかれたことで、以前は泊りがけで営業に来られた業者さんも大半はとんぼ返りに。ただ、当地には天然の温泉があり、それなりの海の幸もあるので、依然として泊りを楽しみにしている面々もたくさんいます。そんなお客さんがあった時には、地魚を食べられる店へ繰り出すのがパターン。今の世の中、インターネットにグルメ系情報番組のおかげで「地元の人しか食べれないもの」なんて、ほとんどなくなりつつあるでしょう。しかし、見てくれの悪い一部の雑魚には例外があるようです。
大阪からやって来る某社某氏は、とにかく魚が大好き。自分でも魚釣りをするので、幅広く魚の食味を知っています。そんな彼が「これは食べたことがなかった!」と感激したのがヒメジの天ぷらでした。写真は頭と骨を外した開きで、ヒメジとしても小ぶりな錦鯉の子供みたいな大きさです。そういえば長年店に通う私も、それはその店でしか食べることがありません。自身もずっと前から美味しいとは思ってましたが、遠来のお客様にわざわざ「どやっ!?」とすすめることもなかったのです。どこかに雑魚の、しかも小さいヤツだという後ろめたさのような感覚があったのでしょう。あらためて色んな本をさがしてみたら、ヒメジは天ぷらが美味しいとの記述もありました。
当地で生まれ育った私にも、まだまだ知らない美味しいものがあるのかも知れませんね。
ちなみにこのお店は「初音(はつね)」さんといいます。
紀伊田辺駅から徒歩数分0739-24-3017