釣り餌屋の釣りシーズン
二十四節季でいう大寒を迎えたというのに、覚悟していたほどの寒さもなく、穏やかな冬がつづいています。 とはいうものの、やはり冬場には我が社のような釣り餌稼業は、秋の慌ただしさも過ぎた夢のように消え失せ、ひたすら暖かな春を待つ日が続きます。
この時期我が社では夏場から秋の間、忙しくて取ることの出来なかった公休日を、暇になりがちな週中の平日に社員が交代で代休として頂くことになっています。 釣り餌製造会社だからといって、社員全部が釣りを趣味としているわけではありませんが、それでも海を間近に育った紀州人だけあって、肩肘にりきみの無いサラッとした風情で、釣りを楽しんでいる者が多くいます。 ただ、ぞっこん釣りにハマッてしまっている社員などは、いちばん気候のいい秋の釣りシーズンには仕事に追われて釣りどころではないので休みの取れる今、いそいそと海にかよっているようです。 さかなの身もしまり味も良くなる、この寒の頃ならではの磯釣りはもちろん、風のない日などは上の写真のように船で沖に出て、漁師さながらの釣りっぷりで魚を揚げて帰ってくる猛者もいます。
本人からはブログなどには載せてくれるなと言われているのですが、何を隠そう写真の船は我が社の営業部長の持ち船なのです。 若い部下にせがまれて、しかたなく船を出すこともあるようですが、もともと海と釣りが好きな御仁ですから、そんな時でもまんざらでもない様子で海原でのひとときを楽しんでいるようです。 今日も釣りバカ?の後輩をひとり従えて、「ちょっと行ってくらあ。」と港を出て行きました。