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「七夕さん」なんだけどなあ・・・

昨晩は旧暦の七月七日、つまり七夕さんだったので、ちょっと遅い夕食を頂いた後、星空を視るために家の表に出てみました。
夕方頃から曇り空でしたのでさほど期待はしてなかったのですが、その時はなんとか晴れ間に当たったようで、北斗七星がみえる。ただ、肝心の天の川が見えません。そうなんです、自分の立っている場所が明るすぎるのです。 西の空には半月まであとわずかとなった上弦の月がやや雲に隠れていて、星明かりの邪魔をするほどでもなかったのですが、ちょうど我が家の真ん前に近頃設けられた外灯の明るい光が夜空の表情を消しているのです。
拙宅は町内でもわりと山間の梅畑のなかにポツンと世間から逃げるようにあるのですが、隅々まで行き届いた町の行政のおかげで防犯のためとかで付けてくださったその明かりは、我が家専用となっている次第です。おかげさまで夜、家の周りを散歩する時も明るい足元のおかげで、ムカデを踏んだりマムシを用心したりする心配が無くなりました。
それは有り難い事なのですが、どうもこう風情というものが無くなってしまったようで、飛び交うホタルの光はぼやけるわ、裸でうろうろ出来ないわと別のワガママな悩みが出てきたのです。 
最近テレビCMで人工衛星から見た地球の夜の姿が映し出されていますが日本を含む文明先進国のエリアの明るさは、夜という生物学的にみて大切な時間をもう少し取り戻した方が、健全な営みができるのではと思うくらい行き過ぎているように感じるのです。 
というわけで結局、彦星さまも織り姫さまも何処にいるのやら分からずじまいなのでした。

※写真は見えなかった天の川の代わりにみなべ川の一風景をお届けします。