何の集まりですか?・・・
「お父さん、早よ来て。鳥の大群や。」 ちょっと裏返った声で子供が呼ぶので家の表に出てみたら、子供が指さす先には、まるでヒッチコックのスリラー映画の名作「鳥」の一場面を髣髴させる光景が・・・。
家のすぐ前にある電柱と電線に群がっていたのは椋鳥(むくどり)でした。この鳥は普段、家のまわりの梅畑で虫類を捕るために飛び回っているのをよく見かけるので別に珍しくありませんが、いくら益鳥といえども、この様にたくさんのかたまりで見ると少し薄気味悪ささえ感じます。
昨年だったでしょうか?、東京都内の何処かの河川にボラの大群が押し寄せて、そろって口をパクパクしているニュース画面に、私、少し虫酸が走る感覚にとらわれました。しかし、何故こんな風に、ひと処に群集した夥しい数の動物(それも一種類の)を目にすると、鳥肌が立ったり、すぐに天変地異だとか、何か不吉なことの起きる前兆に結びつけて気味悪がったりするんでしょうか?
同じように群がっていても、それが花や草木ならばその美しさに感動さえ覚えるのに。
本当に人間の感性って複雑でおもしろいと思います。
まあ、この椋鳥達もきっとおなかがいっぱいになって、みんなで集まって一休みしていただけなのかも知れないし、勝手な詮索はやめて動物達の行動を無闇に気味悪がるのはやめにします。
でも、森羅万象の息づかいには常に敏感でいたいですけどね。
※写真は8月17日夕刻に撮影。その5日後も同じ様な光景が見られました。