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解かして凍らせて

蒸し暑い日が続きます。私ども冷凍商品(つりえさ)を多く取り扱う業者にとっては非常に神経をつかう時期です。釣り針につける為に選別したパック製品を作る場合、原料から製品になる過程で冷凍状態にあるものを一旦は、なかば強制的に解凍しなければなりません。そして必要最低限の下処理を施した後、箸を使っての選別作業、パック詰め作業へと続き、今度は一転急速冷凍して製品へと仕上げるのです。これらの工程で最も重要なポイントはいかに解凍時点での原料の温度上昇を抑えられるかにあります。特にオキアミなどはそれ自体の温度が摂氏5度以上になるとオキアミそのものに含まれる消化酵素がすさまじい早さで増えるらしいのです。つまり自分で自分のからだを解かし始めるのです。 ああ恐ろしい・・・。 ならば加工場の室温をなるべく下げればいいのですが、それはそれで作業者の身体に悪影響がでたり、空調コストもばかにならないなど悩みは尽きません。とにかく何の仕事であれ、段取りと手際の良さが品質の決め手となるのは間違いありません。 それにしても外は暑っつい。

※写真は解凍した南極オキアミ。ちなみにバックの葉っぱは紫陽花です。