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2006年07月29日

心地よい風が・・・

風薫る若葉の季節という程のさわやかさとまではいきませんが、今朝のみなべ周辺は朝方から弱い北西の風が吹いていて、先日からの暑さと、もやっとした空気をどこかへ押しやってくれたようで、言葉では表現しにくいのですが、からっとして心地よい夏の香りが海に山に漂ってるようです。
窓から顔を出すと我が社の前の海も今日はとてもくっきりとした青さを湛えていて、その色調のあまりの美しさに誘われて、仕事の合間に歩いて二三分の処にある防波堤に立ってみました。
すぐ前の磯ではあふれる潮の香りの中で釣り竿を振る三人の男性の姿が。
強い陽射しも海を渡る風がその暑さを打ち消してくれているのでしょうか、仕掛けを直している手前のおじさんにもゆとりがあるように感じられるのですが?。

空と海の青、 波と雲の白、 山々の緑、そしてそれらの色々をそのまま伝えてくれる澄んだ大気。
本当にありがたいなあ。

※写真は弊社近くの二子の浜(にごのはま)突堤より沖を見る。

2006年07月26日

夏休み、泳ぎにおいでよ

画面でご覧いただいている写真は私どもの所在地、みなべ町にある目津(めづ)海岸の一風景です。
此処は気軽に釣りが楽しめる磯があり、もちろん海水浴もできる浜辺もあったりと、
ほぼ一年中遊びに来られるなかなか素敵な海岸です。

今から十年ほど前、この海岸の近くの丘に大きなリゾートホテルが出来ると同時に、付近の生活道路も整備し直されてからは此処を訪れる人が増えたような気がします。
以前は地元の方々や釣り好きの人達以外にはあまり知られていなかったように思います。
まあ、どこの海岸でもそうでしょうが、なんと言っても一番賑わうのは今の時期で、普段とても静かなこの浜辺にも各地の有名な海水浴場の混雑を避けた人々が、泳いだり水遊びをする姿を多く見かけます。

今朝この浜辺を歩いてみました。 寄せる波も、ほどよく暖まった砂もとてもいい感じでした。

※写真は今朝(7月26日)の様子。

2006年07月25日

夏空来る

「たいへん長らくお待たせしました。」と、私がお天道様に成り代わって叫びたくなるくらい、待ちに待った夏の青空がやって来ました。
我が地方の梅雨明け宣言はまだですが、久しぶりに見た空の青さを映した海の景色を、早く皆さんにもお伝えしたくて、会社近くの海岸へバイクを走らせました。
まわりを取り巻く空気はまだ少し霞がかかったようで、いまひとつ視界がスッキリしませんが、とにかくファインダーの中に広がる青と白の世界はこの暑さを一瞬忘れさせるくらいに輝いています。
写真には写っていませんが、撮影場所の近くの防波堤には麦わら帽を被ったオジサン達が三人並んで釣りをする姿があって、思わずうれしくなりました。

※写真はみなべ漁港内より田辺天神崎方面を望む。

2006年07月24日

空蝉(うつせみ)

空蝉よ・・おまえは此処で孵ったか

我が家の庭の梅が枝で。

おまえは此処で孵ったか

誰に知られることもなく。

わずかな梅雨の晴れ間を選び

陽射しに羽を乾かして えいっと飛んだに違いない。

空蝉よ・・おまえは此処で空を知り

命の声を張り上げる。

※写真は孵って間もない蝉の抜け殻。 拙宅庭にて。

2006年07月21日

長雨に想う

今年は太陰太陽暦(たいいんたいようれき)でみると閏年にあたります。旧暦の七月が二度あるから、秋が長くなることを予想しています。その仮定でいくと前後の夏と冬の季節に、多少のずれがあることも考えられるのですが、ここ連日テレビ、ラジオで伝えられるとおり梅雨末期の大雨で、全国各地で大変な被害が発生しました。 誠にお気の毒なことで心が沈みます。

以前、テレビのお天気キャスターが言っていたのですが、一年間の降水量は毎年ほぼ同じとのこと。(詳しい数字を確かめたことはないですが・・・)そういえば昨年、日本にやって来た台風は例年にくらべて少なかったですが、代わりに十二月からの大寒波による降雪は凄まじいものでした。となると、この夏場これだけ梅雨が長引いて、多くの雨を降らせたということは、このあとの秋の雨や冬の降雪量が少なめなのでは?などと小学生並のおつむで予想を立てています。 

気象によってもたらされる様々な被害には、なるべくなら遭いたくありませんが、私が想うに大自然は我々の想像以上の智性を持っていて、人間のエゴイズムで汚れてしまった部分を雨や風で洗い浄めているのはないか?と感じ取っています。人間の頭脳で考える「あたりまえ」なるものを、いとも簡単に覆してしまう大自然の前に、もっと謙虚でいよう!と思うのでありました。

「雨も、風もほどほどにしてよ」と人間。  「おまえらも、ほどほどにしとけよ」と大自然。

※写真は雨のシャワーに憩う大賀ハスの花

2006年07月18日

どんなに暑くとも・・・

冬の足音ならぬ秋の足音が少しずつ近づいて来ています。 「この暑さにおかしくなったか?」 
いえいえ、こちらから探しに行けばあちら、こちらで確実に秋のシンボル達に出会えます。近畿地方の梅雨明け宣言はまだですが、拙宅近くの野山にはもうつぼみをもった萩の小木や、まだ青いもののだいぶ大きくなったイガ栗があったりと、散歩中のひとときしばし暑さを忘れさせてくれます。
そう、忘れたくなるくらい暑いのです。 
しかし、この暑さにもかかわらず日中、磯の上で竿を操る釣り人がいるのです。
つりえさの売り上げが下がるこの真夏時、私どもにとっては本当に有り難いことです。
夏の釣りといえばヒグラシの声がやさしく響き渡る清流での鮎釣りがすぐ目に浮かびますが、世の中には相当タフな釣り人がいてギラギラ太陽が照りつけるほぼ無風状態の磯の上で、独り黙々と竿を出しています。 感謝、感謝。
万人には解らずともきっとそれなりの醍醐味があるのでしょうなあ。
でも熱中症には十分気をつけてくださいね。

※写真は本文中で紹介した栗の実。


2006年07月15日

解かして凍らせて

蒸し暑い日が続きます。私ども冷凍商品(つりえさ)を多く取り扱う業者にとっては非常に神経をつかう時期です。釣り針につける為に選別したパック製品を作る場合、原料から製品になる過程で冷凍状態にあるものを一旦は、なかば強制的に解凍しなければなりません。そして必要最低限の下処理を施した後、箸を使っての選別作業、パック詰め作業へと続き、今度は一転急速冷凍して製品へと仕上げるのです。これらの工程で最も重要なポイントはいかに解凍時点での原料の温度上昇を抑えられるかにあります。特にオキアミなどはそれ自体の温度が摂氏5度以上になるとオキアミそのものに含まれる消化酵素がすさまじい早さで増えるらしいのです。つまり自分で自分のからだを解かし始めるのです。 ああ恐ろしい・・・。 ならば加工場の室温をなるべく下げればいいのですが、それはそれで作業者の身体に悪影響がでたり、空調コストもばかにならないなど悩みは尽きません。とにかく何の仕事であれ、段取りと手際の良さが品質の決め手となるのは間違いありません。 それにしても外は暑っつい。

※写真は解凍した南極オキアミ。ちなみにバックの葉っぱは紫陽花です。

2006年07月12日

いわし恋しや

最近、全国的に鰯(いわし)の漁獲量が少なくなっている事は各メディアからの報道で既にご存じでしょうが田辺湾周辺においても今年は同様で、今のところ満足な水揚げは無い状況です。当社の営業部長はここひと月余り毎朝みなべの漁港に買い付けにでていますが、ほとんど毎回あまりの値段の高さにあきれながら帰ってきます。七月に入ってからは少しは浜値も落ち着き始めたようですが・・・。
とにかくイワシ、アジ、サバは大衆魚でなくなりつつあるのは確かなようです。 ところで、当社が買った鰯はどうなるのかといえば、もちろん釣り餌になるのです。 小魚等を餌にした昔ながらの釣りが関西では大阪湾を中心に広がりを見せています。たとえば太刀魚釣りなどはその代表格でしょう。 
話はわたくし事に変わりますが、子供の時分、食卓にのぼる焼きたての目刺しを苦い腹と硬い頭の部分を残すという、今思うとなんともばちあたりな食べ方をしたものです。 何でも無くなってからでないと有り難みを感じないのは人間の愚かさですな。 改めて海からの恵みと漁師さんのご苦労に感謝します。

※写真は今朝のみなべ漁港での鰯の競りのようす。

2006年07月08日

青空が恋しい

台風3号接近で時化が続く。ほとんどの船は白浜湾にある綱不知(つなしらず)の入り江に避難中。それに梅雨末期の大雨と重なった為、7月に入ってからというもの釣り餌の出荷は低調気味。私どもの仕事は天候に左右される事、大ですから、ついお天道様をうらみたくもなりますが、私はこの世に起こって来る現象はすべて必然であると信じているので、ただ黙ってお天気の回復を待っています。素人考えで思うに、時化ででんぐり返った海の中は底の方のプランクトンさん達もよくかきまぜられてお魚さん達にとって栄養タップリの状態になるはず?。以前、何かの本で読んだが、珊瑚礁とサンマの生育には台風による時化が不可欠なんだとか。でもやっぱり早く青い夏空が見たい。

※写真は台風3号からの高波に遊ぶサーファー達(芳養川河口付近)

2006年07月05日

「あさがみなりにかわわたりするな」


「あさがみなりにかわわたりするな」漢字変換せずに書くとちょっと読みづらい。実は私が子供の頃、母によく聞かされた言葉です。梅雨の時期の朝、登校時に雷が鳴っていると必ず玄関先で母に言われたのを今も憶えています。天候にまつわることわざに明るいひとならご存じでしょうが、朝方に鳴る雷はその日中、大雨になりやすく、昔,山仕事の人や釣り人らが往路はそれ程の水量でなかった川が、帰り際には渡るのに難儀するくらい増水するので、自然界での無謀な行動を戒める先人達の智恵だったのでしょう。そのせいか渓流釣りの好きな私も母の声が耳にしみついていてアマゴの躍る川に未練を残しながら雷鳴轟く空を見上げたことも何度かありました。

「朝雷に川渡りするな」どうぞご記憶ください。

※写真はみなべ川中流域でみつけたねむの花です