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浜市ブログ

浜市からのニュースをお届けします。

2012年01月31日

春に向けて動き出す・・・

昨年に続き、新年ご挨拶の稿がないまま、1月が終わります。

皆様の余暇をフォローする側にいるため、年末はギリギリまで走り、新年の動き出しも早いので・・・というのは苦しい言い訳ですが、淡々とした年末年始をおくるエサ屋稼業でありました。

さて例年どおりこの時期は、繁忙期にできない様々な仕事をこなす時間です。その中でも原料調達は、長期的な商いに大きく影響のある重要課題。毎年同じものが同じだけ手に入るとは限らないだけに、相場も含めた情報戦、神経戦であります。

先月のここでもお知らせしましたが、三陸沿岸のアミエビが思いのほか入荷できそうな見込みがたってきました。あの津波の映像を見る限り、加工施設も船も人も壊滅的な印象を受けます。しかし地域によっては特に船が無事だったケースが多く、今春の操業に間に合うところがそこそこ出てきたのでした。中国産のアミエビで1シーズン間に合わせたわけですが、品質的な部分でやはり国産の復活を求める声が多かっただけに、これは吉報。あとは漁期にちゃんとアミが湧いてきて、順調な漁になることを願うばかりです。

もうひとつ現在進行してるのが2期ぶりに作成している商品カタログ。パラパラと出してる新商品、パッケージが変わった定番商品も結構あるために急ピッチで進めています。春先には間に合わせますので、今しばらくおまちください。

写真は先週、弊社に来られた商品撮影のカメラマンさんが組んだ仮設スタジオ。冷凍品が多いため、撮影はほとんどみなべまで来てもらってのパターンです。

2011年12月30日

悪いことばかりないさ・・・

日本にとって激動の一年が暮れようとしています。

またもやキッチリやって来たクリスマス寒波。今週も前半は大荒れでしたが、ここ数日はいい感じで落ち着いて、弊社界隈にも京阪神方面からたくさんの釣り人が来ています。正月休みを前にこのような雰囲気になってくれると、ホッとする次第です。

今年は基幹商品の一つであるアミエビの漁期が始まった途端に大震災が起こり、原料確保の問題に全体的な需要減やら大変な一年となりました。それでも後半はそれなりに盛り返し、釣りという遊びの底堅さも感じた次第です。いわゆるリーマンショック直後の消費低迷期では家電品など生活必需度の高い物資でさえ買い控え(我慢)が起きていたのに、意外にも釣り産業の動向はそれらと比例してない部分がありました。釣りは基本的に遊びであるにもかかわらず、意外に我慢できない事のようです。もちろん今のご時勢、収入が減って釣りに行く頻度が下がったという人も多いわけですが、ニュースで聞こえてくる経済状態の悪さならもっと落ち込みそうにも思えるのが、そこまではなく推移しています。頻度や投資金額に度を過ぎたことをしなければ「周囲の理解を得やすい遊び」ということになるんでしょう。

この国が震災で受けた困難は、短期でクリアできないものがほとんどです。そんな中、弊社としての明るい話は震災で壊滅的な打撃を受けたアミエビの産地で、早くも来春の操業再開に目途がたった協力会社さんが出てきたことです。もちろん元の全量には及びませんが、大量に扱う弊社としてこんなにありがたいことはありません。きっちりした目途がついた時点でまたお報せいたします。

写真は高速、有田川付近の山上に並ぶ発電風車群。初期コストが大きすぎるとかまだまだ課題もあるようですが、新しいエネルギーの問題は日本にとっての重大テーマですね。

来年も楽しい釣りが出来ますように・・・・。

2011年11月30日

いい釣り場になりました

何だか妙な暖かさで11月が終ります。

週末ごとに天気が崩れるパターンが今月に入って少しは好転したものの、どうもスッキリしないひと月でした。

書き入れ時としては盛り上がりもイマイチに感じられましたが、それもすべて天気のマイナス分。季節の魚はそれなりに釣れており、エサを供給する立場から見れば、特に落ち込んだジャンルなどもありませんでした。もう一週でもスカッと晴れてくれてたらなぁ。まあ、こればっかりは仕方ないです。

さて写真は弊社から車で5分ばかり南下した芳養新港。完成から数年が経ちますが、当初は人出もさほど多くなく、広いわりに釣り人もまばらでしたが、徐々に人が増えて、この秋は活況でした。人が少ない頃から通いつめた人たちの経験則でいろんなパターンが判りだして、徐々に人が人を呼ぶ連鎖になったのが見てとれます。湾奥になるため大物と言える魚は少ないですが、秋シーズンはカマス、メッキ、タチウオなどが好調でした。最近では釣りメディアに載ることも増えたこともあり、ここのとこ目立つのは他府県ナンバーの車です。しかも平日に。

釣りにもいろいろあるわけですが、車の近くで&釣りやすく&ソコソコのみやげも期待できるといった要素を重視する人にはピッタリの釣り場なんででしょう。初心者を釣りに馴染ませるのにも絶好の釣り場と言えそうです。

釣具の進化、エサの進化、釣法の進化が目ざましい昨今ですが、あまりに高度になった専門性は、初心者への間口を狭くしているように感じる部分もあります。そんな流れの中で、この釣り場の“ゆるさ”には、釣り界が本当に発展するための大事なものが見える気がするのです。釣りほど老若男女を問わず幅広い人たちが楽しめて、おまけに食べる楽しみを共有できる遊びなど他にないのですから・・・・。

2011年10月31日

釣って楽し、食べて楽し


今月5回目の月曜日で10月が終ります。

ここしばらく週末ごとに天気が悪くなるリズムが続いています。
この時期の月曜日というのは週末に消費された商品の補充や出荷で、時としてパニックになることもあるのですが、今日のそれはまだまだ知れたもの。今週の週間天気ではオレンジ色がずらっと並んでいるのに6日の日曜に早くも傘マーク。一体どないなっとんのか!早くこの嫌がらせのような流れから脱したいところです。

さて少し前ですが、NHKのテレビで全国各地の特産品を、その地域の学校給食に取り入れようという活動を紹介する番組をやっていました。活動の意図は、古くから地域に根ざしている農水産物が、子供たちにきっちり受け継がれていないから。地場産業の後継者不足にもつながるということで、給食の面から子供たちに伝えていこうというものです。ひとつの例として番組の中に出てきたカツオの漁獲地は、漁業以外は何もなさそうな本当に小さな町。しかし、そんな地域でも子供の魚離れが進んでいて、都会の子供に教えるかのような感じで漁業体験学習をやっていたのは驚きでした。決して過度な演出はなく、これが現世の真実なのでしょう。

我がみなべ町の南には県下で和歌山市に次いで人口の多い田辺市があります。平成の大合併で近畿で一番面積の大きな市になった事とは関係なく、元々大きな町でありました。それでもほんの15年くらい前まではコンビにもほとんどなく、飲食店も全国に展開してるようなチェーン店はほとんどありませんでした。それが高速の延伸とともに徐々に様相が変わり、コンビニの進出にとどまらず、ファミレス、焼肉、牛丼、回転寿司なども次々に登場。回転寿司も地域のものがありましたが、後から来た全国チェーン二つが圧倒した感じです。そんな食生活の変化からも、地域性が薄れていくのだろうと感じます。

食材もますます便利なものがいっぱいで、回転寿司のネタが元々どんな姿の魚だったのか知らなくても困ることはありません。しかし、人間が生きて行く上で最も大事な「食」の根幹はもっともっと知らなきゃなぁ。いま問題になってる放射能のことだって、あまりに冷静さを失った過剰反応は農水産物の根本を「知らなすぎ」も大きな要因かと。

そう考えると食べることや命の尊さを学ぶことにおいて、釣りは本当にいい教材なんですけどね。こういう地域に住んでる以上、もっともっと頑張って伝えねば・・・

2011年09月30日

さすがに参ったなあ・・・

いろいろありすぎた9月が終ります。

ちょうど一ヶ月前のここで「ジワっと接近中・・・」と書いてた台風が、とんでもなくやらかしてくれました。紀伊半島に観測史上最大雨量をもたらし、そして月半ばにもう一発。3連休が2回の9月にこれではたまりません。このレベルにまでなれば雨風が去っても、海の濁りやゴミの漂流も半端ではなく、現場の稼働率が極端に下がります。しかしそれ以前に地域のインフラや生活基盤が侵されたところがたくさんあって、「釣りどころではない」人がたくさんでてしまったのが痛恨です。全国のニュースでご覧のとおり、紀伊半島各地で甚大な被害が出ました。今だ連日のように報道される地域以外にも、中規模以下の被害はたくさんあります。農作物の被害などはこの先になってやっとわかる部分もあるでしょう。いつもここで言っている「自然のことだから・・・」のセリフも、この期におよんでは流石につらいです。何はさておき、災害に遭われた全ての皆様にお見舞い申し上げます。

今月は海の状態がこんなふうになってしまって、どうなることやら気が気でありませんでした。しかし意外にもこの南紀沿岸でも季節の魚が結構釣れているからわからないものです。これは海の包容力というのか、自然とはそういうものなのか?大波で荒れ狂い、泥水が流れ込んでもどこかに逃げるすべがある証拠。一部地域では養殖イケスの魚が大量死し、大きな被害が出てしまったようですが、天然魚については不思議なくらいに戻っていたりするのです。漁業者さんの細かい情報までは存じませんが、釣りモノだけを見る限りは大きなダメージは感じられません。とりあえず、各地の復旧工事がスムーズに運ぶよう、そしてレジャーに人出があるよう、天災もこれくらいで終ってもらわないと・・・。

いよいよ10月、いろんな釣りモノが楽しめる最高のシーズンです。皆様もいい釣りができますように!

2011年08月31日

実りの秋へ・・・

8月の終わりは台風がジワっと接近中です。

ゲリラ豪雨という言葉すっかり定着しましたが、この夏は毎日のように日本のどこかで大雨やら竜巻のニュースがあった印象です。先週末も東京都心で観測史上最大の雨量が記録されたと思ったら、翌日は大阪市内で同じことが。こうなれば何所に住んでいようと安心できる地域などなさそうです。当コラム、天気や気候に関する悲観的な切り口が多くて申し訳ないですが、お天気あってのエサ屋稼業ということでお許しください。

そんなこんなで今回は久々に製品ネタを。釣りエサというものはほとんどが天然の資源です。一部の虫エサは養殖が行われていたりしますが、生き物ですから急に需要が増したりすると当然供給が追いつかなくなってしまいます。そこで、お客様が不自由されないようにアイテムごとに平年の需要量を見ながら調達するわけですが、突然降って沸いたようなブームが起きるとそうはいきません。ここ数年で言うと、タチウオ用のイワシがシーズン前から貯め込んでいたのにタチウオの豊漁で追いつかず、シーズン真っ只中でもイワシを買い続け、ひたすらパック詰めに追われた年もありました。そんな事もあるので、イワシの備蓄量にはかなり神経を尖らせている昨今ですが、今年は釣れ出しが非常に遅くヤキモキしています。まさかこのままなんてことはないでしょうが、ん~・・・て感じです。

それに比べると市場の規模はまだまだ小さいですが、近年困った素材のひとつがテンヤ用のエビです。一つテンヤの突然のブームで、関東方面を中心に「使えそうなエビはないか?」とあっちこっちからジャンジャンお問い合わせいただいたものの、これぞまさに急にどうにかできる代物ではありません。使えそうな従来品(中えび)も適当なサイズは底を尽き、どうにもなりませんでした。一時の爆発的なブームは去りましたが、依然引き合いがあることから新たな入手ルートを開拓し、この秋シーズンに供給できる目途がたちました。たかが冷凍エビではありますが、一気にたくさん獲れないものは漁師さんも嫌がりますし、それなりの量を確保するまでには結構な苦労がありました。もちろん国産。鯛が泳ぐ内海の漁場で浜市が直に買い付けています。流通まで今しばらくお待ちください。

さあ、連休が2回の9月に期待です!

2011年07月31日

安・近・短で良い釣りを

夏休みに入り週末と重なった月末の南紀は結構な人出です。

先月半ばに千円高速が終了して、この夏がどんなふうになるのか心配していましたが、弊社を少し南下した白浜への人の流れは例年と変わらない賑わいに見えます。対して東京ディズニーランドなどの全国規模のテーマパークはかなりの苦戦と伝わってきますから、いわゆる安・近・短の典型として人気が高いのかも知れません。

こういう時勢に釣りという遊びはチャンスだという見方もできます。釣りのジャンルには色々あって、道具や交通費が高額にならざるを得ないものもあれば、近場でそれなりに出来る釣りも何なりとあるからです。白浜方面を行き来するたくさんの車を見ながら、ついつい淡い期待をしてしまう私でした。

ビギナーさんが釣りをする際にひとつ心配なのが毒魚の存在です。特にハオコゼ、ゴンズイ、アイゴなどはビギナーの釣りに簡単に掛かってくることが考えられます。これらのヒレにバシッとやられてしまうと相当な痛みで子どもなら釣りどころではありません。自分のお連れさんでなくても、すぐそばに知識の薄そうな釣り人がいる場合ば、そのへんのこともちょっと気遣ってあげることも大事ですね。

写真は先日豆アジ釣りのサビキに偶然食ってきたアイゴの子。その時連れていた小学生が「大物や~!」と危うく掴んでしまうところでした。